ページ番号 1001673 更新日 令和3年6月2日
「高次脳機能障害」とは、脳卒中などの病気や、交通事故や頭部のケガなどで、脳が部分的に損傷を受け、記憶や言語、注意などの機能に障害が生じた状態を言います。外見からは、障害のあることが分かりにくいため、日常生活や社会生活を送るにあたって支障をきたすことがあります。
集中することが難しくなったり、注意する方向の切り替えが難しくなったりすることがある。周囲のことに気が散ったり、作業に集中できなくなったりすることがある。
周囲のことに気が散る。作業に集中できない。
落ち着いた環境で作業を行う。作業はひとつずつ行う。
新しいことを覚えたり、少し前の出来事や予定を忘れたりすることがある。自分が忘れたということに気がつかないことがある。自分が忘れるということに気がつくと、何度も同じことを聞き返してしまう集中することが難しくなったり、注意する方向の切り替えが難しくなったりすることがある。周囲のことに気が散ったり、作業に集中できなくなったりすることがある。
少し前の出来事や予定を忘れる。何度も同じことを繰り返して聞き返す。
(本人が記憶障害で困っている場合は)スケジュール帳などをつけて、過去の出来事や今後の予定を確認する。
感情・意欲・行動をコントロールすることができなくなることがある。
判断自体はできるが、それを踏まえて周囲の状況に合わせた対応ができないことがある。
感情のコントロールが難しそうな時、話題や場所を変えて本人が落ち着くのを待つ。
物事や行動を計画したり、順序立てて行うことができなくなったりすることがある。
手順をひとつひとつ言われないとできない。状況に応じた優先順位がつけられない。
事前に物事の手順を書き出してから行う。手順が簡単なことから行う。
判断力や思考力は変わらないのに、会話の内容が理解できにくくなり言葉が出にくくなることがある。(右片麻痺の人が多い)
話の内容が理解できにくい。頭で考えている言葉と違う言葉が出てきてしまうことがある。
話しているときは急がせずに待つ。「はい」、「いいえ」で短く答えられる質問をする。
視力に問題はないのに、目にしている空間の左半分に気がつきにくくなることがある。(左片麻痺の人が多い)
左側の物に気がつかずにぶつかる。食事の左半分を食べ残す。
無視のない右側から声をかける。食事などは気づきやすい体の右側に置く。
感情・意欲・行動をコントロールすることができなくなることがある。
自分から行動を起こそうとしない。
今できること、興味を持ちそうなことから始める。
使い慣れた道具がうまく使えなくなることがある。
よく使う道具(歯ブラシ、はさみなど)がうまく使えない。(使い方がよく分からない。)
できないところは手伝い、本人ができるように繰り返し練習する。
身体の片側(麻痺側)がきづきにくくなx。
麻痺している手足を自分の体だとして気にかけないことがある。
根気強く麻痺している手足を、本人に確認してもらう。
場所が分からなくなるなどのことがある。
よく知っている場所や道で、迷子になってしまうことがある。
本人が行動できる範囲を家族等が知っておく。連絡先やGPS付携帯電話をもってもらう。
医療費の助成が受けられたり、家にヘルパーが来てくれたり、仲間につながる活動場所に通えたりするなどのサービスがあります。「こんなことに困っている…」「どんなサービスが使えるのかな?」というようなご相談は、現在かかっている医療機関の相談窓口や、下記の窓口までお尋ねください。
名称 | 電話 | 所在地 |
---|---|---|
市障害福祉課 | 042-325-0111内線343 | 戸倉1-6-1 |
市健康推進課 | 042-321-1801 | 泉町2-3-8(いずみプラザ内) |
地域活動支援センターつばさ | 042-321-1136 | 泉町2-3-8(障害者センター内) |
地域生活支援センタープラッツ | 042-359-2440 | 南町3-4-4 |
地域活動支援センター虹 | 042-324-7475 | 戸倉4-14(福祉センター内) |
パンフレットは、市障害福祉課と市障害者センターで配布しております。
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福祉部 障害福祉課 生活支援係
電話番号:042-325-0111(内線:344)
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