ページ番号 1002851 更新日 令和6年4月15日
効率的で安定した魅力ある農業経営を目指す農業者が、自ら作成する農業経営改善計画を、市の基本構想に照らして認定し、その計画の達成に向けて支援を講じていこうとする制度です。現在、東京都全体で1,600経営体を超える農業者が認定農業者として活躍しています。
市は平成28年3月に『第三次国分寺市農業振興計画』を策定し、市内の農業者が意欲的であり、国分寺市農業基本構想に示した経営モデルの農業所得を得ることができるような持続的・安定的な農業経営を確立できる農業者や農業の経営体を増やしていくことを重点施策と位置づけました。
市では農業に関する基本構想に照らして、効率的で安定した魅力ある農業経営を目指す農業者の農業経営改善計画の認定を平成19年度より実施し、さまざまな農業経営改善支援を行なっています。また、ご家族に農業に携わる配偶者や後継者の方がいる場合は「家族経営協定」を締結するのもおすすめです。
家族経営協定とは、家族農業経営に携わる各世帯員が、経営方針や役割分担、収益の配分、働きやすい就業環境などについて家族間の話し合いに基づき取り決めるものです。家族間で話し合うことで、農業経営を経営主だけでなく、配偶者や後継者にとっても主体的に経営に参画でき、農業経営の改善につながります。
現在では市長より認定証の交付を受けた市内41経営体(うち29経営体は家族経営協定を結んでの共同申請)97名が認定農業者として活躍しています。
認定農業者になるために必要となる申請です。認定農業者を目指す農業者自身が、国分寺市認定農業者相談支援チームの相談支援を受けながら作成した申請書を市に提出します。その後、市長より国分寺市認定農業者審査会に諮問し、審査会からの答申を受け市長が認定の有無を判断します。認定されますと市長より認定証の交付を受け、その年度より5年間の認定期間がスタートし、農業経営改善のためのさまざまな支援を受けることができます。
認定農業者が行う農業経営改善計画を推進する事業に補助金を交付することにより、認定農業者の持続的かつ安定的な農業経営の確立に寄与することを目的とし、平成19年度より実施しています。
市では、認定農業者の農業経営の改善支援を目的として国分寺市認定農業者相談支援チーム主催で各種研修会を開催してます。
農業経営の合理化を図るため、経営者はもとより後継者自らが日常の記帳に基づき、パソコンを使用して複式簿記を学び、経営を把握することを目的としています。最終的には「貸借対照表」と「損益計算書」を作成し、青色申告が自らできるように支援します。
この講習会は毎年4月頃から翌年3月までおおむね月1回2時間程度のペースで行なっています。
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市民生活部 経済課 農業振興係
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