外来種の駆除にご協力ください

ページ番号 1032654  更新日  令和6年7月12日


外来種の駆除にご協力ください

 外来種とは、もともとその地域にいなかったのに、人間の活動によって国内外に関わらず他の地域から入ってきた生物のことを指します。生態系は長い年月をかけて食べる・食べられるの関係といったことを繰り返し、微妙なバランスのもとで成立しています。ここに外から生物が侵入してくると、生態系のみならず、人間や農林水産業まで、幅広くにわたって悪影響を及ぼす場合があります。

 自宅の庭等で、オオキンケイギク、アメリカオニアザミ、ナガミヒナゲシ、クビアカツヤカミキリの外来種を見つけましたら、駆除のご協力をお願いします。
 以下の駆除方法をご覧ください。

 (注釈)外来種について、より詳しくは以下のページ(内部リンク)をご覧ください。

特定外来生物の規制について

特定外来生物に指定された生物は、以下の項目について規制されます。

・飼育、栽培、保管及び運搬することは原則禁止

・輸入することは原則禁止

・野外へ放つ、植える及びまくことは原則禁止

・許可を受けて飼養等する者が、飼養等する許可を持っていない者に対して譲渡、引き渡すこと、販売することの禁止

 

なお、特定外来生物を野外において捕まえた場合、持って帰ったり別の場所に放ったりすることは禁止されていますが、その場ですぐに放すことは規制の対象になりません。

 

駆除をお願いしたい外来種(4種)

オオキンケイギク

[画像]オオキンケイギク(104.2KB)

特定外来生物

【特徴】

・多年草

・高さは地表から30〜70cm程度

・花は、5月から7月頃に開花し、直径約5〜7cmで、花びらも中央部も黄色く、花びらの先端は不規則にギザギザしている。

・葉は、幅約1cmの細長いへら状で、葉の両面に毛が生えている。

・在来種との競合等が懸念される。

(注釈)駆除の際は、根から抜き、種子等が落ちないよう処置をしてから移動・処分を行ってください。

(参考:環境省九州地方環境事務所(外部リンク) https://kyushu.env.go.jp/wildlife/mat/m_2_3.html )

(画像出典:環境省ホームページ(外部リンク) https://www.env.go.jp/nature/intro/4document/asimg.html )

アメリカオニアザミ

[画像]アメリカオニアザミ(85.9KB)

生態系被害防止外来種(「総合対策外来種」のうち、「その他の総合対策外来種」に分類)

【特徴】

・一〜二年草

・高さは50〜100cm程度

・花(花弁の集まった部分)は、7月から10月に開花し、長さ約3〜4cm、淡紅紫色で茎の先に数個つける。

・葉は、表面は緑色で全体的に硬く短い毛、下面は柔らかく細長い毛が多く白色をしている。

・全体に鋭いトゲがある。

・在来種、作物、牧草と競合したり、鋭い棘がペットや家畜に害を与えたり、虫、ウイルスの寄主等となることが懸念される。

(注釈)硬く鋭いトゲがあるため、駆除の際は革手袋等を着用し、トゲでケガをしないようにご注意ください。

(写真提供:環境ひろば)

ナガミヒナゲシ

[画像]ナガミヒナゲシ(37.4KB)

【特徴】

・一年草

・高さは20〜60cm程度

・花は、4月から5月頃に開花し、直径約3〜6cmほどで花びらは4枚、赤や朱赤色で茎の先に1つつける。

・葉は、1、2回羽状に深く裂け、根元の方は20cmほどの長さになる。

・在来種や作物と競合することが懸念される。

(注釈)環境省が指定する「特定外来生物」や「生態系被害防止外来種」には該当しませんが、繁殖力が強く、毒性があるため、注意が必要な外来種です。

(注釈)茎などから出る汁で手がかぶれるなどすることがあるため、駆除の際は手袋等を着用し、ケガをしないようにご注意ください。

(注釈)駆除は花の時期に、その場で根から引き抜いてください。実ができた後に駆除する場合は、1つの実に小さな種子が大量に入っているため、種子が落ちないようにその場で袋に入れるなど処置をしてから移動してください。

クビアカツヤカミキリ

[画像]クビアカツヤカミキリ(297.8KB)

特定外来生物

【特徴】

・体長約2〜4cm程度。

・体全体は光沢のある黒色、前胸部(首のように見える部分)が赤く、体と同じくらいの長さの触角を持つ。つかむと強い匂いを放つ。

・6月〜8月頃に出現し、2週間以上生息、繁殖する。

・幼虫は、乳白色のイモムシで、木の中で木の皮の内側を食べて、2、3年程かけて成長する。春から秋に活動し、木の幹や枝に開けた穴からフラス(木くずと幼虫のフンが混ざったもの)を排出するため、木の根元にフラスが溜まっている。

・サクラ、ウメ、カキ、モモ、ポプラなどの樹木に寄生して、弱らせたり枯死の原因になる。

・全国で被害が拡大しており、繁殖力や拡散能力が高い本種の被害を食い止めるため、早期発見、早期防除が不可欠です。

(注釈)生きたままの運搬は禁止されています。成虫、幼虫はその場で駆除してください。

(注釈)成虫や幼虫、フラスを見つけた場合、まちづくり計画課にご連絡ください。

(参考・画像出典:東京都環境局(外部リンク)https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/nature/animals_plants/400100a20191204115758336)

 

なお、市では外来生物の引取や処分は行っておりません。捕獲・駆除を行った外来生物については、ご自身で対応をお願いいたします。

 

【国分寺市内関連ページ】

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