ページ番号 1032037 更新日 令和6年3月4日
麻しんについては、現在、海外における流行が報告されており、今般、国内においても、海外からの輸入症例を契機とした感染伝播事例が報告されています。
今後、輸入症例や国内における感染伝播事例が増加することが懸念されます。
麻しんウイルスの感染によって起こる病気です。感染力強く、飛沫・接触だけではなく空気感染によって広がります。予防接種を受けないでいると、多くの人がかかり、流行する可能性があります。
典型的な症状は、高熱、せき、鼻汁、眼球結膜の充血、めやに、発疹です。最初3〜4日は38℃前後の熱で、一時おさまりかけたかと思うと、また、39〜40℃の高熱と発疹が出ます。高熱は、3〜4日で解熱し、次第に発疹も消失しますが、しばらく色素沈着が残ります。
主な合併症としては、気管支炎、肺炎、中耳炎、脳炎があります。また、亜急性硬化性全脳炎という慢性に経過する脳炎を発症する場合もあります。
麻しんは、医療が発達した先進国であっても、かかった人の約1,000人に1人が死亡すると言われています。
海外に渡航予定のある方は以下のことに気をつけてください。
(1)海外に行く前の注意事項
(2)帰国後の注意事項
麻しんは感染力が強く、空気感染もするので、日頃から麻しんのワクチン(一般的にはMRワクチン)を受けていることが、予防に最も有効です。定期接種を受けて感染予防に努めましょう。
確実な免疫を得るためには、99%以上の人が免疫がつくと言われる2回の接種がのぞましいとされています。定期接種の対象は1歳児と小学校入学前1年間の幼児です。
東京都保健医療局感染症対策部防疫課 03-5320-4088
東京都健康安全研究センター企画調整部健康危機管理情報課 03-3363-3213
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健康部 健康推進課 予防係
電話番号:042-321-1801
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